跳ねる柑橘の段ボール箱

柑橘系アラサー男子が、思うところを書くところ

【雑感】メディアの発信者が大事にしたいこと【柑橘メディア論】

こんにちは、跳ねる柑橘です。

Twitterや自己紹介記事でもちらっと書いていますが、

私はざっくり言うとメディアの世界の人間です。

この仕事は、フリーライター、Webライター、ブロガーといった、

ネットメディアを舞台に活躍されている方々と共通することも沢山あります。

なかでも一番共通するのは、

それがテレビやラジオであれ、新聞や雑誌であれ、

ネット配信やブログ、なんかのサイトであれ、

「メディア」というツールで「発信する」ということです。

 

そこで今回は、生意気にも「柑橘メディア論」などと銘打ち、

本業ではメディアの世界におり、

また個人でも兼業ブロガー&ライターとして活動を開始した私が、

感じることを書きたいと思います。

よろしくお願いします。

 

 

(目次)

  • 根本的な、情報を仕入れるということ
  • 本を読め、人に会って話を聞け、現地に行け
    • 本を読め
    • 人に会って話を聞け
    • 現地に行け
  • 書き手の目線(こだわり)と、読み手の目線(ニーズ) 
    • 自分のこだわりを入れる
    • 読み手のことを考える
  • ネット軽視への反発、新たな情報源として
  • まとめ

 

 

 

 

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【映画レビュー】ブルゴーニュで会いましょう

こんにちは、跳ねる柑橘です。

先日、渋谷のBunkamuraで、映画を観てきました。

「ブルゴーニュで会いましょう」

という、名前で全てがわかるような、

ワイナリーを舞台にしたフランス映画です。

ワインについて気になる方は是非観てみるべき映画です。

今回はネタバレを含むレビューをしますので、ご注意下さい。

よろしくお願いします。

※ネタバレを含むセクションに「※ネタバレあり!」としています。


(目次)

 

 

 

 

 

 

映画『ブルゴーニュで会いましょう』公式サイト

 

「ブルゴーニュで会いましょう」

2015年製作のフランスの映画。
タイトルの通り、フランスのワインの2大銘醸地の一つ、ブルゴーニュが舞台です。

「フランスのワインが作られている場所ってどういうところなんだろう?」

「ブルゴーニュを舞台にした映画、ワインを題材にした映画が観たい」

「コート・ドール(黄金の丘)が見たいのだ」
という人にはひたすらにオススメです。

 

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簡単な紹介

主人公はシャルリ・マレシャルという男。
ブルゴーニュの歴史あるワイナリーの生まれだが、伝統と父フランソワに縛られることを嫌い、20歳で家を飛び出しパリに出てきた。

現在は著名なワイン評論家として名を馳せている。

 

ブルゴーニュの実家は、経営不振で買収寸前。
両親フランソワとマルグリットは離婚し、父フランソワは畑への情熱を失ってしまっている。

妹マリーの夫マルコがワイナリーの仕事を続けているという、崖っぷちの状況だった。

父と伝統に反発しパリに飛び出したシャルリは、それでも自身の先祖たちへの敬意からワインの世界にとどまっていた。

いま先祖たちが続けてきた、家族の思い出の地が失われようとしている。

だがシャルリはワイン評価としては一流だが、造り手としては素人。

悩んだ末に、ワイナリーの再建をしようと決意する。

 

父と対立しながらも妹マリーとその夫マルコ、
そして一流ワイナリーの隣人モービュイソン家の娘で、幼馴染でもあるブランシュの助けもありながら、伝統的な農法、ワイン製法を取り入れて再建に取り組む。

 

やがて一つにまとまっていく家族。そして出来上がったワインは…。

 

 

感想(※ネタバレあり

全体

コート・ドール(黄金の丘)やクロ・ヴージョ城など、

ブルゴーニュの美しい風景が広がり、終始スクリーンが綺麗。
パリのシーンも趣があるのに、

主舞台のブルゴーニュと比べるとやっぱり無機質に感じてしまう。

キャストも実力派俳優揃い。

ワインのことを少しでも知っていて、

そのウンチクが厭味にならない世界を観たいという人にもオススメ。

 

最後について

最後そんなうまくいっちゃうんかい!

っていうツッコミ。

まあ、そりゃ映画ですしね。

でも馬やシートはいいとして、

ローマ時代の壺使ったり、破砕も踏んでやったり。

…最初からビオでやって、うまくいっちゃうのかよ。笑

 

買収まで1年しか猶予が無いとはいえ、

たとえサクセスストーリーでも数年かけてなんじゃないか?

と思っちゃいました。

 

あと、何度も延期してようやくヴァンダンジュ(収穫)に至って、
ぶどうが入ったばかりの醸造所で

キミたちは何を愛し合っているんですか。しかも不倫。

というわけで、ストーリーは凡庸でした。

ブルゴーニュが舞台でワインが主役っていうことで全て成り立ってます。

 

その他

真っ暗なパリの自室で、

おじいさんが作った1945年CORTONのエチケットを眺めて、ワイナリーの復興を決意するシーンは、

飛び出した家に戻る、シャルリの決まりが悪い思いが移入してくる、素敵なシーン。


そして映画のガイドにはALOXE-CORTONの文字。

この映画の原題は「Premier Cru

つまり1級畑という意味です。

 

シャルリはワイナリーに戻るきっかけとなった特級畑(グラン・クリュ)のCORTONではなく、1級(プルミエ・クリュ)のALOXE-CORTONを作った。
そこがなんか、なんだろう、いいなあって。ちゃんと言葉に出来ない。笑

 

 

テイスティング

作中の仕草の中から、テイスティングについて取り上げてみたいと思います。

※若干のネタバレです。

 

ブラインドテイスティング

映画冒頭、シャルリはテイスティングをして、

自身のワイン評価本に載せるワインの点数をつけています。

試飲する大量のワイン。

そのボトルは、全てエチケット(ラベルのこと)は隠されて番号が振られている、

 

つまりブラインドテイスティング

どこの何のワインかを知らずに、注がれたそのワインだけで、評価するというものです。

多くのワイン評価や、品評会で行われていますし、ワイン資格の実技試験でもあります。

銘柄がわかってしまうと、そのワインのそれまでのヴィンテージの評価にひっぱられて正しいテイスティングが出来なくなるため、エチケットを隠すのです。

 

このシーンでは普通のワイングラスが使われていましたが、ブラインドテイスティング用に、黒い不透明のグラスもあります。

色も見せない、鼻と舌で判断しろ!という試練ですね。

鼻炎持ちの私はどうすればいいの。

 

傾けて何を見る

作中では何度もワインを飲むシーンがあります。

冒頭のテイスティング

フランソワが自分の初めて作ったワインを飲むシーン、

エディットのワインを飲むシーン、

最後に家族でシャルリの初めてのワインを飲むシーンなど。

いつも、グラスを傾けて、グくるくる回してから飲みます。

 

理由の一つには、くるくる回すのは空気に触れさせるため。

ワインの香りが開くといいます。

以前にご紹介しましたね。

 

では、傾けたときに見るのは何か。

ワインのと、です。

 

色をみる

本作ではひたすら赤ワインなので赤で説明です。

まず良いワインかどうかを色で見ます。

 

傾けることで、ワインをグラスの向こう側に透かして色を見ることができます。

そのため、テイスティング時は白いシートやクロスを下にして、色を見ます。

テイスティングシートが白いのは、紙だし白でしょってこと以外に、その上でグラスを傾けることで色合いを見れるからです。

 

さて、赤ワインには色の傾向があります。

オレンジや茶色がかった赤

という色の傾向があります。

若いワインほど紫っぽさがあります。

そしてほどよい熟成加減だと紫っぽさが落ち着いて深い赤に。

やがて熟成が進むほど茶色っぽく、琥珀や飴色っぽい要素が増えます。

 

暖炉の前でシャルリに勧められたワインが、

かなり飴色が混じっていたため、

フランソワは「古いワインだな」と言ったわけです。

 

次に、色の濃さです。

細かくはブドウの品種によって異なりますが、

冷涼な地域で育ったブドウのワインは色が薄く、

温暖な地域のブドウで作るワインは濃い色になります。

薄いというのはピンクということではなく、また濃いというのも濁っているわけではないです。ガラスの半透明と不透明をイメージしてください。

 

例えば、同じイタリアでも、

ピエモンテ州トリノがある北のほう)のワインと、

南部のサルデーニャ島のワインとでは色が全然違います。

 

ピエモンテと言ってバローロはやや濃い目の色なんですが、それでもサルデーニャのワインの果実感のある濃さとは比較にならないと思います。バローロは濃いけど透明感がある。

 

涙をみる

次にです。

ワインが入ったグラスを傾けて、

またまっすぐに戻してみてください。

すると、さっきまでワインの縁があったところから、ゆっくりとしずくがたれていくのが見えると思います。

これが涙。

これは、アルコールが含まれていることで、

ワインに粘度が生じているために起きます。

同じワインでもアルコール度数が高い方が、

涙が長く残ると言われます。

 

同じ動作を水やウォッカでやってみるとよくわかると思います。

しっかりアルコール発酵しているか、果実が熟しすぎていなかったか、などを見ます。

 

飲み手がやる必要あるの?

これらの作法は、ワインを飲むときに必ずやらなきゃいけないわけではないです。

彼らがワインの評論家であり、生産者である。

プロだから飲むたびに見定めるのです。

 

でも、ワインは作られた年によっても出来が違いますし、

同じヴィンテージのワインでも、2010年に飲むのと2016年に飲むのでは違う味になります。

なので、今から飲むこのワインはどんな具合かな?

と最初に確認してみる、というのは飲む専門の私たちが、

もう一歩ワインを楽しむうえであってもいいプロセスとも言えます。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ワインが好きな方、

ワインが気になってる方にオススメです。

それが飲み物としてでも、文化としてでも、

どちらにしても楽しめる映画です。

今回はテイスティングをピックアップして書きましたが、

例えば作り方や、畑の立地など、

製造という点でも掘り下げる要素は沢山ある映画です。

その他にもフランスらしさ(?)も感じられますし。笑

 

では!

 

bourgogne-movie.com

ハーフかマグナムか?ワインボトルのサイズあれこれ

こんにちは、跳ねる柑橘です。

いよいよ師走が迫っている!

忘年会・新年会・クリスマスパーティーシーズンですね。

大人数から二人きりロマンティック、おひとりさま…

色んな過ごし方があると思いますが、

ここはパーティーに合うワインネタを!笑 

ということで、ワインボトルのサイズについて書いてみます。

よろしくお願いします。

 

(目次)

  • パーティーシーズン到来
  • ハーフボトルのススメ
    • 小さくて良かった!メリット
    • 小さいからっていいことだけじゃない、デメリット
  • マグナム!
  • ボトルのサイズと名前一覧
  • まとめ

 

 

 

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箱根「星の王子さまミュージアム」に行ってきた

こんにちは、跳ねる柑橘です。

週末に「星の王子さまミュージアム」と仙石原のすすきを見て、
温泉に入ってきました。

温泉は一泊二日で5回も入ってふやけっぱなしでした。
柚子湯になったかな?笑

 

今回はこの週末旅行から、
星の王子さまミュージアム」について書きます。
よろしくお願いします。

 

(目次)

 

 

 

星の王子さまミュージアム

箱根の仙石原界隈にはたくさんの美術館がありますが、
その中のひとつが、星の王子さまミュージアム
世界的に有名な本である星の王子さま
その世界観を再現したミュージアムで、
また著者アントワーヌ・ド・サン・テグジュペリについての展示もあります。

TBS「星の王子さまミュージアム 箱根サン=テグジュペリ」

 

強羅駅から御殿場アウトレット方面にいくバスに乗って、12~3分。
「川向(星の王子さまミュージアム)」という停留所で降りてすぐです。

 

行ってきた

あいにくの雨でした…。

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こんな感じの門と旗があります。

 

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門をくぐると噴水と、入場受付の建物。

奥にレストランとミュージアムショップがあって、

そこだけなら入場券代を払わなくても入れるようです。

入場券は一般が1600円。

ただ、強羅駅の窓口で買える前売りが1400円なので、そっちで買った方がお得です。

前売り券も入場受付の窓口で見せる必要がありますが。

 

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中はフランス風の街並みが広がっています。

入ってすぐの可愛らしい庭園には薔薇が溢れています。

時期を外したため薔薇はちょっとだったのと、

庭園にいた時に雨がかなり強かったので写真は全然撮ってませんが…

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星の王子さま」の王子が愛する薔薇。

そんな薔薇が敷地中にあります。

ハイシーズンかつ好天だったらより綺麗だったでしょうねー。

 

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こんな感じでオシャレなおフランス感溢れる建物。

2枚目の写真はショーウィンドウ内に花が溢れてますが、この後ろにトイレがあります。笑

 

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こちらは著者サン・テグジュペリが育ったサン=モーリス城に隣接していた教会を模したもの。

中に星の王子さまっぽい可愛いステンドグラスがあります。

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さきの写真のトイレの隣にある建物に、

星の王子さま」についての展示ルームと、

サン・テグジュペリの生涯についての展示ルームがあり、

ミュージアムとしてはそこがキモですね。

マップで見るとそこだけかい!ってなるんですが、

特にサン・テグジュペリの展示は必見です。

その生涯がいかに波乱万丈であったか、そしてその人生の中で感じた多くのものが、

星の王子さま」のお話の中にぎゅっと凝縮されているかがわかります。

戦争があった時代に生き、濃密な体験をいくつも経て、最後は空に消えた…

サン・テグジュペリのこんな生涯があるからこそ、

星の王子さま」は世界中で愛され読まれているんだということがわかります。

 

レストラン

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ミュージアム隣接のレストランも雰囲気の良いところでした。

写真はハッシュドビーフ。

ほかにチリドッグ、ステーキ、スモークサーモンサンドなどがありました。

晴天だとテラスがフランス庭園の方にあって、

気持ちいいんだろうなあと思います。雨…

 

プロジェクションマッピング

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こんな感じのフランス庭園。

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17時から10分おきにプロジェクションマッピング上映があります。

(今冬は2017年1月9日まで。詳細は公式サイトをご確認ください)

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こんなかんじ。

 

謎解き

いま、期間限定らしいんですが、ミュージアム内にある謎を解く、

大人向けの謎解きゲームが開催されています。

これ、オススメです。

いつまで開催しているのか聞きそびれてしまったんですが、開催延長中だとか。

ミュージアムを隅々まで見て回れるし、頭も使います。

 

星の王子さまと不思議な贈り物」

というもので、受付で1000円で1セット、謎解きキットを購入して、

ミュージアム内様々なところを巡って行きます。

 

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〜不思議な謎は奇跡を起こす〜

あなたはある日、一人の飛行士に出会った。
彼がいつか砂漠で会った不思議な男の子から教わった大切なもの。
それがわかると奇跡が起きるかもしれない。

あなたは園内に散りばめられた不思議な贈り物を集めて、奇跡を起こせるだろうか。

(ミュージアム公式サイトより)

 

謎は、最初は簡単です。

大人向けといいつつ子供騙しか?と思いました。

しかし徐々に難易度が上がります。子どもでは多分無理です。

いや、逆に柔軟な頭の方が解ける…?だとしても難しいです。

ミュージアム内にはスタッフさんが点在しており、

困ったらヒントを訊くこともできるそうです。

私はスタッフさんが近くにいるところで書き込んだり作業を何度もしていたので、

「謎解きどんなかんじですかー?」って聞かれることが多かったですが、

最後の謎は「なにこれー?んーっ??」

って話してたとこに来てくれて、ヒントを頂いてしまった…

ノーヒントクリアはならず。くそぅ。

 

感想

可愛らしく、綺麗で、オシャレ。

そういうの好きな女性…のみならず、

私のような可愛いの好きな男子も楽しめる場所でした。

おフランス気取った上っ面だけの場所ではなく、

世界観がそのまま再現されているし、

サン・テグジュペリの生涯と、「星の王子さま」に込められた思いも存分に伝わる場所でした。

 

箱根で温泉以外にも何か…とお考えの際は、

美術館巡りもぜひご検討を。

 

では!

 

 

【ライブレポート】SUEMITSU & THE SUEMITH Live

こんにちは、跳ねる柑橘です。
今回は、私が大好きなアーティストである、
SUEMITSU & THE SUEMITH(以下SATS)についての記事です。

11/18にライブに行ってきたので、そのレポートと共に、
SATSというか末光篤さんについてご紹介とプッシュをします。
よろしくお願いします。

 

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(目次)

  • SUEMITSU & THE SUEMITHとは
    • 主観を伴う簡単なご紹介
    • 魅力
  • ライブ
    • セットリスト 
    • 感想
  • まとめ

 

 

 

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