跳ねる柑橘の段ボール箱

柑橘系アラサー男子が、思うところを書くところ

【旅】クロアチア縦断③~プリトヴィツェ国立公園 雪解けの湖にバスは来ず~

跳ねる柑橘(@hoppingnaranca)です。

  

以前から牛歩で書いているクロアチア縦断紀行。

ザグレブはまた最後に戻るので書き忘れたものはそこで書くとして、今回はザグレブの南にある世界自然遺産プリトヴィツェ国立公園です。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f7/Plitvice-2003.JPG

Wikipediaプリトヴィツェ湖群国立公園」より)

綺麗ですね!さあ、3月のプリトヴィツェはどうなのかな?
見てみましょう。

 ざっというと、事件でした。

 

(目次)

 

 

 

 

どこ

まず、この国立公園はどこにあるの?というハナシですが、ここです。

ザグレブから南に140kmにあります。
お隣のボスニア・ヘルツェゴビナに近いこともあり、ユーゴ内戦とかの地雷原が近くにまだ残っているとかなんとか。 

 

ここに何があるかというと、大小あわせて16の湖と、92個もの滝がおりなす、エメラルドグリーンの幻想的な景観です。石灰質の地形だから少し白く濁った美しい緑の水がたたえられるんだよ!

 元も子もない言い方をすると、パムッカレ(トルコ)や九塞溝(中国)と似ている。

 

ザグレブから行く

ザグレブ中央駅の南東にあるバスターミナルから、プリトヴィツェを通ってダルマチア地方のザダルやスプリト行きのバスが出ています。所要時間はだいたい2時間半くらいでしょうか。
料金は私が乗ったバスだと税込み93クーナ。最近のレートですとだいたい1500円とかそのへんですね。

 

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さっぱりわからないクロアチア語。KARTAがチケットやカードって意味なのはわかる。やっててよかったスペイン語。笑

ツアーでなく自力で行く場合、ハイシーズンだとバスは予約したほうが良いようです。私のようにオフシーズンに行くのであれば、ターミナルの窓口で買えます。英語通じるスタッフも複数います。

バスは山の中の国道を進みます。 

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車窓はこんなかんじ。

のどか。

基本的にこういう絵か、林の中を行きます。

 

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なんかそれっぽいの出てきた!

ローカルの長距離バスに乗ったので、全てクロアチア語。こちらの"good morning"や"thank you"は通じますが、運転手の口からは一切の英語は出てきません。

Plitviceという綴りをガイドブックと地図で確認して、電光掲示板の単語と確認。
あとは車内の明らかに日本人なカップルやインド系っぽいカップル、アジア系…日本か韓国?な女性2人など、きっとプリトヴィツェで降りるであろう人の動きをチェックしつつ、景色を眺めていました。

そして着いたよプリトヴィツェ

 

今しか見れない景色がそこに広がる

さあ着いたぜプリトヴィツェ

早速クライマックスをご覧に入れましょう。

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この記事を書くために初めて見たwikipediaの写真(初めに掲載)が、これと全く同じ構図でなんか腹が立ってきました。いやまあ明らかに撮影スポットだからね、定番ですよ。ええ。

 

ただ、わかりますかね。

茶色い

 

滅茶苦茶キレイなんですよ、3月でも。でもエメラルドグリーンかっていうと…ね。

 

あとわかりますでしょうか。

水流の激しさ

 

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こういう場所もあります。やはり水流が激しい。

これは雪解け水が流れ込んでいるためです。エメラルドグリーンではなく水が澄んじゃっている理由もそこなんだとか。

とても雄大で綺麗な自然です。正直寒かったという印象が最初に思い出されますが、それでもめちゃくちゃ綺麗で、オフシーズンだったこともあり静かで、ベンチに腰掛けてゆっくり時間を過ごしたくなるような世界。

ただ響き渡るは水の音のみ・・・

 

 

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激流ですがね。

さて、俯瞰の写真を見ると、滝のちょっと上のところに道がありますよね、ここを渡って、写真左側の湖畔の歩道を歩くことができます。 

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滝の上の道はこんな感じ。

なんというか、
水は澄み
草木は茶色い

 

・・・

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カタログの緑豊かなプリトヴィツェ

 

このあと歩道を歩いて北上しようとしたのですが、途中この雪解け水で水位が上がっていたため、
歩道が水没
引き返しました。思った以上に水没したのでこの顛末では写真を撮っていません。
アクシデントの記録を怠るなんて、こんなんじゃ旅ブロガーは名乗れませんね。

※ハイシーズン(4月~10月)であれば、大雨の翌日などでない限り水位もそこそこで歩道が水没ということはほとんどないそうです。また水の色もパンフレットにあるようなエメラルドグリーンだとか。

商用写真にある世界そのものに行きたい方は高かろうが混んでいようがハイシーズンに行かないと、案外茶色い可能性があります。笑
綺麗ですけどね、人も多くないですし。

  

公園概要

先にクライマックスを見せてしまいましたが、その他のことも書きましょうね。

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入場券(ようこそ)

 

入場

まず入場券を買います。※カッコ内は2日券のお値段です。

●4-6月、9-10月

大人 110クーナ(180クーナ)
7-18歳 55クーナ(90クーナ)

●7-8月
大人 180クーナ(280クーナ)
7-18歳 80クーナ(140クーナ) 

●11-3月

大人  55クーナ(90クーナ)
7-18歳 35クーナ(55クーナ)

※クレジット使用可

プリトヴィツェ国立公園の提携ホテル(ホテル・プリトゥヴィツェ、ホテル・イェゼロ、ホテル・ベルビュー)に泊まると、1日券でも2日目延長が可能なサービスがあります。

 

どうです、3月。たとえ激流で茶色くても魅力的なお値段じゃありませんか?笑 ハイシーズンの3割の価格で見れるんですから。
それも本では見られない現実的な景色がね!!!

※何度も言いますが3月でも感動しました、私は。

 

バス停は2か所あって、ザグレブ側とザダル方面に一つずつ。メインの入り口はザグレブ側のバス停近くにあります。

 

荷物預かり

チケット売り場や、近隣のホテルでは荷物を預かってくれるところがあります。私はホテル・プリトヴィツェに荷物を預けました。

フェリーやトローリー

国立公園内は歩道以外にもフェリーもあります。

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フェリー乗り場

 

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さすがオフシーズン

 

あと、私は乗りませんでしたが、公園内の湖岸沿いの道路をトローリーバスみたいなのが走っています。プリトヴィツェ国立公園は広いため、フェリーやこのバスを利用するのがおすすめです。

 

「バスが来ねえ」事件

さて、ツアーで来ていない場合、周ったあとは湖畔にあるいくつかのホテルに泊まるか、自力で次の街、ないし元の街に戻らねばなりません。
私はバスでザダルに行くつもりでした。

 

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プリトヴィツェ到着時にバスの時刻表を確認。

17:00出発のバスが18:45にザダル着
と書いてありますね。

これで公園内を周るスケジュールを組んだわけです。

 

そして16:40くらいにバス停へ。

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16:40ですが誰もいません。明らかにこれ冬場閉まってんだろ・・・

不安を抱きつつ、ベンチに座っていると近所のおばあちゃんとお孫さんが散歩でやってきました。

そしてお話をしました。英語で。
あまりに綺麗な英語なので、
「おばあちゃんなんでそんなにきれいな英語を話せるの?」って聞いたら、
「私はアメリカで働いていたことがあるの。私くらいの歳だとクロアチア語しか話せない人もいるけど、あなたくらいの歳の人はだいたい英語が話せるわ」
だって。

クロアチアすごい。実際、観光客向けってわけじゃないお店でも若い店員さんであれば大抵英語ができました。スーパーのレジのおばちゃんはあかんかったけど。

ちなみに孫娘さん滅茶苦茶かわいかったです。当時4歳って言ってたかな。

そんなほっこり話をしつつ、待つことかれこれ50分

時刻は17:30

 

バス、来ず

 

え、どういうこと。
17:10のバスも来てないじゃん。
20分程度でおばあちゃんと孫娘も去り、日は陰りゆく・・・

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ザダルまで147km・・・
異国の地、まだ肌寒い3月の山の中取り残された極東の柑橘・・・

 

途方に暮れ、ホテル・プリトヴィツェのフロントで訊いてみることに。

 

フロント「17時にザダル行き?・・・(何やら紙を見る)・・・
そんなバスないよ?」

 

えええええいやいやいやいやおねーさん!!!あそこ書いてあったよ。

 

柑「I checked the time table posted in the information counter!!

That told me the bus should arrive at 17:00 here!!」(# ゚Д゚)

(かどうか覚えてませんが焦る私の主張)
フ「(。´・ω・)?(なにいってんだこのじゃっぷ)」
柑「・・・(とぼけた顔してんじゃねえよ・・・美人だけど!)」
えー・・・どうしよう。

(-ω-;)ウーン

あ、そうだ。

跳「Could you have a room for tonight?The cheapest one please, I don't care about lakeside view.」

フロント近くのお土産物屋さんのおねーさん爆笑

こうして宿を確保。

 

部屋の窓は薪が見える絶景でした。笑 

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夕飯はカツレツ
美味しかったけど、やっぱホテルのレストランですからね。高かったなあ。

 

トラブルはつきもの

とまあ、旅にトラブルはつきものです。

安い部屋でしたがテレビでなんかサッカーの試合やってたし、ロビーでフロントのおにーさんがコーヒーをおごってくれたし、泊まったことで一日券だけど二日目も園内を見れましたしね。良い経験ですよ。

 

なんでバスが来なかったのかはわからないけどな・・・(ゴゴゴゴゴ

クロアチアではよくあることだそうです。 

 

 

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旅立つときにフロントのおじちゃんがくれた時刻表。
そこには最終が16:20という表記が…しかもスプリト行かないし。

バス代は6700円くらい。たかーいかもね。

※訂正:全然違います。2500円あればお釣りがきます。誤情報すみません。

でもこのホテルだって、薪しか見えない部屋で6500円したし、やっぱ世界遺産って高いのかしら・・・とか思った経験でした。

という感じでプリトヴィツェは終わり。
次はいよいよダルマチア地方!アドリア海を臨む太陽の街ザダルに向かいます。

 

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青い空!石灰岩の山!石造りの家!オリーブっぽい木!
うおー地中海東岸の景色だ!

あとは海だ!海!
アドリア海が私を待っている!!

次回もトラブルありますが、乞う御期待でございます。

 

ではでは、¡Hasta Próxima!

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