跳ねる柑橘の段ボール箱

柑橘系アラサー男子が、思うところを書くところ

ワインの用語「~ジュ」多過ぎ問題について

跳ねる柑橘(@hoppingnaranca)です。

最近ワインの勉強を再開しました。

試験に出るような知識が素晴らしい勢いで抜け落ちている…。

というわけで、今回はそんなワイン勉強の中で私が感じた、

「~ジュ多すぎじゃね」

「マセラシオンややこしくね」

をテーマにお送りします。

 

ワインエキスパートとかに興味がある方は、

「~ジュ」シリーズのまとめに、

資格には興味ないけどワインは興味ある方は、

「なにこれ超ウケる。こんなの考えて飲まないしw」

と楽しく読める内容です。

 

なおそのほか用語で面白いのはボトルサイズですね。

こちらに書いています。

hoppingnaranja.hatenablog.com

 

(目次)

 

 

 

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フランス語ってむずかしい

ですよね。

発音できないし。メルシーとかすら。 

でもワインの用語は基本フランス語です。

ボルドーブルゴーニュシャンパーニュがあるからね。

そこは諦めましょう。

 

「~ジュ」多すぎ問題

ワインの勉強をして、とにかく多いと思ったのが、この「~ジュ」という単語。

フランス語のことはよくわかりませんが、

おそらく接尾辞「-ge」で名詞となっているのでしょう。

では、私が勉強して出会った「~ジュ」を、

ワインが作られるところから飲まれるところまでの時系列に並べたので、

ごらんください。

 

●ブドウ栽培

ビュタージュ(Buttage:土寄せ。冬の間に寒さから根とかを守る)

デビュタージュ(Débuttage:畝崩し。栽培開始の合図)

 ※「デ(De-)」で反対の意味なのは英語も仏語も同じですね

アコラージュ(Accolage:新梢を棚や棒に固定すること)

デゼルバージュ(Désherbage:除草。余計な草を抜く)

ヴァンダンジュ(Vendanges:収穫。お祭りだ!)

 

●発酵・熟成

エグラパージュ(Égrappage:除梗。果実の芯を抜くこと。抜かない場合もある)

フーラージュ(Foulage:破砕。つぶす)

プレシュラージュ(Pressurage:圧搾。ジュースをしぼる。プレスの面影がある)

 

デブルバージュ(Débourbage:発酵前の清澄 ※白)

→絞った果汁を低温で半日ほどおき、上澄みをつかう

 よりスッキリとした白ワインを作りたい場合

ルモンタージュ(Remontage:パイプを繋いだタンク内のワイン循環)

→タンク内の温度や酸素状態を均一・安定にして成分抽出を促す作業

ピジャージュ(Pigeage:醸造途中、あがってきた梗とかを櫂や足で突き崩す)

→抽出を強くしたいときにおこなう作業

エレヴァージュ(Elevage:樽熟成)

バトナージュ(Bâtonnage:熟成中の櫂入れ。バトンを感じる)

→滓の成分がワインに溶け出し、風味が複雑になる

ウイヤージュ(Ouillage:熟成中の目減り分をつぎ足す)

→樽にしみこんで蒸発しちゃうんです

 

スーティラージュ(Soutirage:澱引き)

コラージュ(Collage:清澄)

フィルトラージュ(Filtrage:濾過。フィルターを感じる)

アンブテヤージュ(Enbouteillage:熟成後の瓶詰め。ブテイユは仏語でボトル)

 

●スパークリング

アッサンブラージュ(Assemblage:調合。ストックワインのブレンド)

ティラージュ(Tirage:瓶内二次発酵を行う前の瓶詰と補糖)

ルミュアージュ(Remuage:澱を瓶口に溜めるための回転作業)

→デゴルジュマン(澱抜きのための瓶口凍結→抜栓の工程)

ドサージュ(Dosage:糖分の補充。甘口か辛口か決まる)

ブサージュ(Bouchage:打栓。コルクを打ち金具で留める)

 

●飲む

セパージュ(Cépage:ブドウ品種)

→「こちらのワインのセパージュは、メルローが50%…」とか言う

マリアージュ(Mariage:料理との組み合わせ。結婚!)

→シャブリと生ガキ みたいな

デキャンタージュ(Decantage:ワインをボトルからカラフェに移すこと)

→澱の出ている赤ワイン、ヴィンテージポート…澱抜き

 若いワイン…空気との接触で丸みと滑らかさを

 

マセラシオン

マセラシオン(Macération:醸し、発酵)

かもしですね。もやしもんです。

同じ醸しでもいくつか特殊なやりかたがあります。

赤ワインのみで見られるもの、白ワインのみで見られるものがあります。

 

マセラシオン・ア・ショー(Macération à chaud:加温抽出法 ※赤)

→果汁を熱することで果皮の細胞を破壊し色素を抽出しやすくする方法

 飲みやすいが長期熟成は意味をなさない

 

マセラシオン・カルボニック(Macération carbonique:炭酸ガス浸漬法 ※赤)

→密閉タンクにCO2を充填させる発酵方法

 色素や香りが抽出されやすく、早くから飲めるワインができる

→マセラシオン・ナチュレル(Macération Naturel)

 アルコール発酵で生じる天然のCO2を利用する炭酸ガス浸漬法)

 

マセラシオン・ペリキュレール(Macération Pelliculaire:果皮浸漬 ※白)

→破砕後に果皮を取り除かず、果汁に漬け込んだまま低温で長く置く

 香りの成分を十分に抽出し果実味が最大限に引き出される →スキンコンタクト

 

 

こんなん覚えろってんかい!

ソムリエのみなさんはこれを覚えているんですね、すごいや。

マセラシオンはわかるけど「~ジュ」がやばい。笑

 

ボルドーの格付けとかブルゴーニュグランクリュもしんどいけど、

単語クイズ的な目線ではフランス語って本当やっかいですね。

 

という記事でした。

こういう風に出題されないかもしれないけど、

覚えないとね。

 

では、¡Hasta Próxima!

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