跳ねる柑橘の段ボール箱

柑橘系アラサー男子が、思うところを書くところ

スペイン語 きっかけと勉強法

こんにちは、跳ねる柑橘です。

※このブログはWordpressに引っ越しました。
今後はこちらをご覧ください。

hoppingnaranca.com

 

いきなりワインについてダーっと書きましたが、

今回は、語学、それもスペイン語について書きたいと思います。

 

最初の記事ということで、

個人的なきっかけから。

そしておすすめの勉強法を軽くですがご紹介します。

よろしくお願いします。

 

(目次)

 

 

 

 

決め手は「ヨーロッパ、サッカー、そして話者人口」

私が初めてスペイン語に出会ったのは、

多分「◯◯ de ◆◆」みたいな商品やお店の名前だったんでしょうが、

語学として出会ったのは、大学の第二外国語選択でした。

確か、選択肢は

フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、韓国語、(ロシア語あったかな…?)

でした。

 

その中のスペイン語に対する最初の印象は、

スペイン語だし、スペインで話されてるやつね。行ったこと無い。行ってみたい

・ラウール(・ゴンザレス 元スペイン代表サッカー選手)とかスペイン人だったよね

・あー、確か南米もスペイン語の国多いんだっけ

・アミーゴ!(amigo :友達)

以上です。

無知な上にテキトーこの上無い。笑

 

この時、第二外国語を決める上でのポイントにしていたのが、

・ヨーロッパの言語であること(西洋厨)

・人生における実用性があること

・発音可能であること

でした。

 

私が大学生の頃はすでに中国市場はグングン伸びていましたし、

確か韓流ブームの只中でした。

そんな中で、上のポイントの1つ目と2つ目に照らして、

スペイン語とフランス語に絞り込みました。

ヨーロッパへの憧れが、今もありますが、当時は輪を掛けて強かったんです。

高校生の時に行ったドイツの印象が強かったのかな。

でもなぜかドイツ語は選ばなかった。

その理由が、2つめのポイントにあります。

スペイン語とフランス語は、本国以外でも使われているので、

もし将来海外で仕事を、海外の人と仕事を、という際に、使える可能性が高いかな、

と思ったわけです。

 

そして、2つに絞ってからたぶん30分もしないうちに、

・やはりあの"r"の発音がよく分からない

・アフリカ(フランス語圏)より南米(スペイン語圏)のが面白そう

という考えからスペイン語を選択。

 

その後は第二外国語スペイン語授業を1年半、

そして更に選択科目でスペイン語の科目を履修しました。

 実は私、とある悲劇で二外を再履修しました。

なので1年"半"なんですが・・・。

それが功を奏した側面もあります(詳しくはこちらの記事で)。

 

スペ語の授業で特に記憶に残っているのは、

映画「モーターサイクルダイアリーズ」の鑑賞です。

キューバ革命の立役者エルネスト・"チェ"・ゲバラの若い頃を描いた作品で、

有名なものですが、是非まだ観てない方がいたら見て欲しいです。

 

ロードムービーとしても、

またチェ・ゲバラという近代史において重要な人間について知るための資料としても、

とても素晴らしい作品です。 

 

勉強法1:好きなものの記事を読む

大学で授業を履修して以降は、形式的に教わる学習はせず、

単語帳や参考書での独習と、スペイン語の記事を読んでいました。

記事の内容は、もっぱら好きなこと:サッカーです。

 

サッカーの記事なら、

・対訳テキストに相当するものが入手しやすい

・好きなものなのでモチベーション維持がしやすい

という利点がありました。

 

例えばスター選手の動向であったり、

ビッグクラブの試合結果などは英語や日本語の記事にもなっているので、

ざっくりとしたものながら対訳を入手しやすいんです。

 

また、好きなものについての記事なので、頑張らないと読めない言語でも頑張れる。

モチベーション維持ですね。

日本語の記事だとニュアンスが訳されていなかったり、

割愛されている部分もありますからね。こういった点でも有用でした。

 

また、国際政治の記事や、数は少ないですが日本についての記事も、

同様に対訳に相当する記事を入手できるので、読むようにしていました。

 

どこの記事かというと、

スペインの大手新聞であるEl Pais紙や、El Mundo紙

あとはアルゼンチンのLA NACION紙あたりです。

 

なので、学習する際は、

自分が興味のあるジャンルのもので、

対訳を入手しやすいものが、教材としては最適です。

 

 

独学の収穫1:まじめ編

こうやってダラダラと独習しながら、

スペイン語検定3級か4級(認定証失くしたので覚えていない…

いずれにせよ履歴書に書いてもあまり褒められないグレードです)を取得しました。

まあ、履歴書にしれっと書きましたけどね。免許の下に。

 

あと、学位論文で南米のことを書いていたんですが、

そこでスペイン語の論文が参考になったのが、

まじめな収穫としてはとても大きなものでした。

当然のことではありますが、その国、地域のそこに踏み込んだ研究は、

やはりスペイン語で書かれているんです。

スペイン語学科とかではなかったので、読むのにはそれなりに苦労しましたが、

私の論文の根幹となるところを支える文献だったので、本当に読めてよかったです。

 

独学の収穫2:えんじょい編

さて、そんなまじめじゃなくても収穫はあります。

たとえば、街角にちょいちょいあるスパニッシュ・バルでメニュー。

本場を意識してか、スペイン語で書かれていることがあります。

それが、店員さんに聞かなくても大体何かわかる。笑

 

また、これは当初スペイン語を選択した狙い通りだったんですが、

旅行先(非スペイン語圏)や日本国内でも、スペイン語話者と出会うことが多いです。

私はまだ満足なスペイン語会話はできないですが、

話しかける勇気さえあればカタコトでもコミュニケーションはできます。

 

たとえば京都旅行に行ったとき、

銀閣で自撮りがうまくできないでいるメキシコ人カップルがいました。

見学ルートが狭いのと、建物に近いこと、そして人が多いため、

うまく自分たちと建物を、自撮りの画角で収められないでいたようです。

で、なにやらスペイン語的な言葉で話しているのを聞いた柑橘さん。

「Tomo vos fotos?」(写真とりましょうか?)

と話しかけると、彼らのパァーッと輝く顔。

 

彼らは英語もそれなりに話せました。

なのでその後はほとんど英会話になってしまったのですが、

「ここで日本人にスペイン語で話しかけられるなんて思ってなかった。嬉しかったよ」

といってもらえました。

 

人助け自慢に感じられるかもしれませんが、実際問題、こういうエピソードは、

国語学習をする上でとても大事な手応えだと思います。

本来目指すべきコミュニケーションは、ビジネスや日常生活というレベルのため、

微々たる手応えかもしれませんが、とてもポジティブな気持ちになりました。

モチベーションにもなりますしね。

 

勉強法2:英語→スペイン語で勉強する。

今は、通勤環境の都合で参考書での学習頻度が落ちてしまったんですが、

その代わり、Duolingoという語学学習アプリを使って学習しています。

ja.duolingo.com

 

 

 

これは、複数の言語を、Reading, Listeningはもちろん、

Writing(Typing), Speakingサイドもトレーニングできるアプリです。

継続して学習すると、マスコットのフクロウが喜びます。笑

 

オススメの使用方法は、

英語→スペイン語での学習です。

 

アプリの「コース選択」で、

For English Speakersのタブを選択すると、

英語話者の人向けに様々な言語コースを選べます。

 

これは、ある程度英語が出来る人向けかもしれませんが、

ある意味で一石二鳥ですし、効率的でもあると考えています。

「英語→スペイン語」を強くオススメします。

これについてはこちらの記事をご覧ください。

hoppingnaranja.hatenablog.com

 

 

単語や文法でステージが分けられていて、

クリアすると次のステージに挑戦できます。ゲーム感覚ですね。

 

で、一度クリアしたステージも、時間がたつと習熟度が低下してしまいます。

その習熟度が下がったステージをもう一度やると、習熟度が回復します。

また、「トレーニング」に挑戦すると、

習熟度が低下しているジャンルからランダムで出題されます。

それをクリアすると、出題されたジャンルの習熟度が回復します。

一度やった単語や文法も、使わないでいると忘れてしまう。

そのことを明確にわかりやすく教えてくれるシステムになっています。

 

私はこのアプリを、

毎日最低3回やっています。

1回は新たなページを1つこなします。

1回はトレーニングです。

そして最後の1回は習熟度が低下しているものを、1つ選んで補強します。

 

英語→スペイン語でやっているので、

出題は英語です。

英語の勉強、というほどではないですが、常に触れていられます。

 

また、「日本語→英語」と、「スペイン語→英語」のモードでも、

時々プレイしています。

難易度を上げて行くことと同じくらい、

常に触れていることは、語学学習で要となる大事なことだと思います。

 

勉強法3:書く(打つ)、話す

ひとり黙々と参考書を読んだり、問題集をといたり、

アプリをチコチコしたり、記事を読むのも大事ですが、

やっぱりコミュニケーションをとるのが最良の道です。

 

私は、いろんなきっかけから、

Facebookで複数のスペイン語ネイティヴの友人がいます。

彼らの投稿にはスペイン語でコメントしますし、

彼らにリアクションをしてほしいな、と思う投稿には、

スペイン語も書いて投稿します。

スペイン語チャットも、時差の関係でたまーにですが、やります。

 

またリアルでもあえる距離に、スペイン語がバリバリ話せる友人がいます。

たまにイベントで顔を合わせると、スペイン語と英語と日本語と知らない言語が

入り混じったカオスなコミュニケーションになりますが、

シラフのときは、親身になって即席スペイン語会話講師(無料またはビール代のみ)

になってくれます。

なお、このときも、「英語⇔スペイン語」で教わってます。

 

おおまじめに、根をつめて勉強するよりも、

楽しく、あーよかった、もっと話せるようになりたい!

と思える実感を得ながら身につけられるのが一番です。

 

いつまでにそれなりに話せるようにならないとダメなのだ!

というのであれば、語学学校はまさに正攻法です。

より楽しみながら学びたい

外国語を話す楽しみを知りたい

語学学校に行く金などない!

という人は、

外国人交流パーティ(怪しいの多いんですけどね・・・)や、

ラテンアメリカフェスティバル、スペインフェスティバルなどに行くのも、

アリだと思います。

 

学生さんであれば、留学生と交流するサークルやコミュニティ、イベントが

あると思うので、躊躇せずそういうものに顔を出すのがよいと思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

漠然テキトーなきっかけではじめたスペイン語ですが、

再履修の屈辱も経て、「英語→スペイン語」で学ぶことで、

・論文の参考文献にも使い

・サッカー(特にリーガ・エスパニョーラ)の情報をいち早く入手し

スペイン語話者とウェーイする

ことが出来る程度にはなっています。笑

 

ひとつ申し上げますと、

普通の参考書や単語帳での勉強もしています。

じゃないと語彙、文法といった、

「語学学習といえば?」で連想される類の勉強は足りませんから。

 

目標は結構大きくて、

ひとつは、いつか、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼をしたい。

サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路 - Wikipedia

これも、そのうち記事で書きます。

行きたいんです。本当に・・・

問題は、語学力というより時間と金の捻出なんですがね・・・

 

いろいろ、次に書きたいことが出てきました。

もっと更新頻度を増やしていきたいと思います。

 

では、(スペイン語の記事らしく)Adios!

 

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