跳ねる柑橘の段ボール箱

柑橘系アラサー男子が、思うところを書くところ

スペイン語の勉強

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こんにちは、スペイン語検定4級保持者の跳ねる柑橘です。

これ、履歴書に書いて「ふぅん」って言われるくらいのレベルです。

かなり昔にとって、それ以来3級に挑みもせずにいます。

そんなどうしようもないスペイン語レベルの私ですが、

志を高く(?)勉強を続けているので、今回は使っている(いた)

スペイン語教材と、現在の目標について書いてみようと思います。

よろしくお願いします。

 

 

(目次)

 

 

 

語学の勉強といえば…

英語、スペイン語、フランス語、韓国語…

外国語を学ぶときにまずやってくる関門。それは単語と、文法です。

そしてその次にやってくるのが、読む、書く、聴く、話す。

 

単語と文法

単語は、英語では名詞、動詞、形容詞、形容動詞、前置詞、接続詞、代名詞などなど…

スペイン語などでは女性名詞男性名詞とかも出てきます。

 

文法は、英語だと単数複数から始まり、「三単現のS」、過去形、分詞、

不定詞、関係詞、仮定法、間接話法など…

スペイン語では直説法、動詞の規則変化不規則変化、点過去、線過去、

直説法過去未来完了(何度見ても何言ってんだこいつ感すごい名前ですね)、

そして接続法。

 

これらの単元を一個ずつ「お勉強」としてやっていた中学高校、

そして第二外国語の授業のころは、ただただ苦行でしたね。

学校のお勉強でも、そうではない学習の場合も、

いかに効率よく、また楽しく学べるかが、永遠の課題ですね。

 

読む、書く、聴く、話す

一通り単語と文法を学んだ先にあるのは、

英検やTOEICTOEFL仏検西検独検などの語学試験。

学校の試験よりもこうした語学の資格試験で、この区分で能力を見られます。

受けずに海外に飛び出すことはもちろん可能ですが、

留学などの場合は能力を保証する語学の資格が必要となることがほとんどです。

そうでない方も、力試しの意味でも受けてみてもよいのではないでしょうか。

 

このステップでも問われるのが、語彙力と文法の理解度。

つまりいかにボキャブラリー(単語量)が多いかと、

それらを使って様々な表現が理解できるか、自分で使えるか。

 

非常にカタい雰囲気のビジネスシーンや、

社交界や外交みたいな「どフォーマル」な場所以外で のコミュニケーションで、

外国人である日本人に文法の正しさはそこまで求められないのですが、

それでも一から知らない言語を学んでいくわけで、必要なことです。

 

また、私が散々主張している

 「英語→欧州言語」学習のススメですが、

これの根拠にあるのは、欧州の言語は、すでに私たちがある程度知っている

英語の文法や単語に、親和性の高い言語が多いことです。

hoppingnaranja.hatenablog.com

つまり、英語の勉強を頑張って語彙と文法をある程度身に着けておけば、

欧州の言語をさらに学ぶときには、絶対に役に立つということです。

 

日本語教材のススメ

さて、そんな「英語から学べ」と叫び続けている私、跳ねる柑橘が、

しっかり使っている日本語のスペイン語教材

を、ご紹介します。笑

そこ、怒らないでください。

使いますよ、そりゃあ。

理由は簡単です。

いかに英語とスペイン語の親和性が高いといっても、我々は日本人だからです。

英語で知らない単語や表現、文法がいっぱいあります。

英語ではない文法や表現で、日本語で理解したほうが早いものもいっぱいあります。

ようは使い分けです。

基礎となる単語や文法の学習は日本語で書かれた単語集や問題集で身に着け、

(できればその時に、英語だったらこうか!とリンクがつながるとよいです)

英語とスペイン語の対訳扱いができる実際の記事などで実践する。

(リンクがつながっていると「ここは英語記事だとこの箇所か!」とつながります)

こういう使い分けが大切だと思っています。

 

さて、まずは単語からです。

スペ単! という単語帳です。

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スペ単!―頻度で選んだスペイン語単語集(練習問題つき)  

これは、頻出の単語2000語を場面別にパート分けしたもので、

グループ分けが非常にわかりやすい。

各パートの単語を使って簡単な文章を作ったり、会話をしてみたり。

そういうこともしやすいので、第二外国語の授業でも使われているのではないでしょうか。

練習問題もついていて、そこで出てくる単語は各パートのものなのですが、

求められる文法は最初は簡単なんですが、だんだんレベルアップしていきます。

そのため、語彙力も上がるし、合わせて文法のレパートリーも増えていく。

そういう狙いのある構成になっています。

資料・巻末リストとして3200語とありますが、

これは本当に単語帳というか単語リストといいますか。

動詞はar,er,irの規則不規則、名詞は国や職業、家具など、

形容詞なども性格、状態のように様々な分類で収録されています。

惜しむらくは文法の解説がそんなに豊富じゃないこと。

ただまあこれ「単語帳」なので、

文法は教科書や問題集で学んでくれ、ということなのでしょう。

ここにある単語を覚えれば、日常生活では困らないんじゃないでしょうか。

それくらいの量はあります。

 

また、単語を学ぶときの姿勢として、

単語帳に載ってない単語は覚えない、はもったいないと思っています。

たとえば単語帳に、サッカーについて、

サッカー(fútbol)、選手(futbolista / jugador)が載っていて、

ピッチと監督という単語が載っていなかったとします。

サッカー関連の記事や本で、ピッチや監督について書かないことはまずないでしょう。

サッカーについて少し単語が書いてあるけど、あまり詳しくは書いてない。

そんな風に気になる分野があったら、単語帳だけで満足せず、

辞書でピッチ(campo)や監督(entrenador / técnico)を調べて、

自分のボキャブラリーに入れてしまう。これが近道だと思います。

まあ英語や文脈から類推できるっちゃできますけどね…

 

 

 次は文法の基礎を学ぶためのドリルです。

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スペイン語力養成ドリル2000題  

 こちらは、全24章、2000題で構成されているドリル。

各章で文法の過不足無い解説があり、その後練習問題が結構な分量ある、というもの。

基礎固めとあるように、そこまで難解な表現は出てきませんが、

これだけやれば身に付くぜ!っていうくらいの量です。

第二外国語スペイン語をとっていたので、基礎の基礎は学んでいた私にとっては、

良質な問題を多数こなすことが大事だと思うので、アタリだと思っています。

 

 

DELEを受ける

そして、いま目下使っているのが、こちら。

DELEの対策問題集です。

 

(写真撮り忘れてました)

DELEとは?

DELEとは、スペインの文部科学省的な省庁である「教育文化スポーツ省」

の下にある「セルバンテス文化センター」が実施する、スペイン語検定のことです。

 

グレードは6つ。

A1,A2,B1,B2,C1,C2とあり、A1が一番簡単で、C2が一番難関です。

英検と同様に、読み書きとリスニング、そして面接があります。

DELEについて詳しくは、セルバンテス文化センター東京のHPをご覧ください。

DELEについて. セルバンテス文化センター東京.

 

 

スペイン語検定を3級、2級と目指すのもいいけど、

どうせならスペイン政府がやっているDELEを受けたいなあ、と思っていました。

 

DELEは、TOEICTOEFLと同じように、

試験の注意事項や設問文などが、すべてスペイン語で書かれ、読み上げられます。

またDELEの試験対策本は、これまで英語かスペイン語で書かれたものばかりでした。

いくら「英語→欧州言語」と言っている私でも、初っ端からそれはちょっと怖い。

というか受験料が高いので、確実に理解して臨みたい。

 

この本は、いまのところ唯一の日本語で書かれた対策本です。

内容は、A1とA2の模擬問題がそれぞれ2回分収録されています。

各パートの進み方の説明や解き方アドバイスがあるほか、

解説も親切に書かれているので、

私のようにDELEを最初に受ける人にはうってつけだと思います。

 

目指すはB1。でもその前にA2

目標としているグレードはB1です。

B1とは…

DELE B1(中級)
既に知っている話題の内容を理解し、日常生活における様々な状況に対応することができるレベル

セルバンテス文化センター東京HPより)

ひとまずこれを取れれば、これまで独学でコツコツやってきたスペイン語学習が報われ、また(いつか)スペインに行くとき、スペイン語話者と日本で交流する際にももっと自信になるんじゃないか。

そういう意味での目標設定です。

 

ただ、いま持っている問題集はA1,A2のもの。

B1対応の出題レベルがわかりません。

ただ、まずは日本語でDELEの勝手と、A2のレベルを知って、

ステップアップしていこうという魂胆です。

ちなみにA2のレベルは…

DELE A2(初級)
日常的で身近な表現を理解し、簡単かつ日常的なコミュニケーションをとることができるレベル

セルバンテス文化センター東京HPより)

そこそこのレベルっぽく読めるんだけど…

でも、問題集を見ると、そこまで難しくない…?

ということで、まずはこのレベルを問題なく解けるようにして、

早い段階で、英語で書かれたB1向けの問題集に移りたいと思います。

 

 

まとめ

基礎となる単語や文法の学習は日本語で書かれた単語集や問題集で身に着け、

英語とスペイン語対訳になる実際の記事などで実践する。

こういう使い分けが大切だと思っています。

今回私がご紹介した本は、いくつか持っている本の中でも効果があったものです。

スペイン語学習の際の参考になればと思います。

※2,3冊他にもあるんですが、手元にすぐ出てこないので、

 見つけて確認できたものから追記したいと考えています。ご了承ください。

 

また、私が目標としているDELEの試験。

いまは2016年の11月ですが、最短で受けられるのが2017年の5月です。

受け付けは多分3~4月なので、

それまでにB1に挑む!といえるだけのスペイン語を身に着けたいと思います。

 

では、¡Adiós!

 

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